shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「真夜中の委員会の段」 『忍たま乱太郎』16期第11話

「真夜中の委員会の段」

忍たま乱太郎』16期第11話

2008年4月14日放送

 

委員会のお話。
忍たま』の初期は学年ごとの話が多く、上級生も二年生、三年生、四年生…と学年ごとに固まって動く事が多かった。ただし、これだと学年が違う一年は組と上級性を絡ませるのがやや大変。そこで登場したのが委員会活動。委員会は各学年から選ばれているので、違う学年の忍たまを絡ませやすくなっている。また、これまでは絡む機会の無かった忍たま同士も同じ委員会と言う事で絡むようになり、委員会活動によって『忍たま』のキャラクター描写はその可能性を大きく広げた。
 
今回最初に紹介される委員会は会計委員会。
これまで一年は組が苦手とする上級生は滝夜叉丸や三木ヱ門がいる四年生辺りだったのだが、委員会活動で一年生から六年生までが万遍なく登場する事によって、最上級生である六年生が前面に出るようになった。
団蔵は投げ縄を切り抜けられなかった事を文次郎に怒られる事を極度に恐れ、委員会活動中は団蔵だけでなく会計委員会全員が文次郎に振り回される事になる。こうして六年生=色々な意味で最強と言うイメージが作られた。文次郎は忍術学園で一番忍者していると言う設定で分かりやすく言えば体育会系の先輩であり、こういう学校における上下関係を描く場合、怖い上級生として適任であった。
六年生が最強に君臨する一方、これまで我が道を進んでいた四年生はやや大人しくなる。年齢的にも委員会のナンバー2として色々なフォローをする位置となっていて、滝夜叉丸や三木ヱ門は実は面倒見が良いと言う新たな一面が作られた。
 
そんな会計委員会とは違った形を見せるのが保健委員会。
こちらは「保健委員会に所属する忍たまは全員不運」と言う設定で、学年が違っているのに全員が同じ不運属性を持つとなっている。元々は絡みのあまり無かったキャラを同じ委員会に入れる事で同じ属性持ちにすると言うのは新たなコンビやチームを作るのに役立つ事になる。
保健委員会だと初期の頃は乱太郎達に意地悪をする嫌な上級生の一人であった左近が乱太郎と同じ保健委員会に入る事で乱太郎と同じ不運属性となり、意地悪な先輩から優しい先輩へとキャラクターが変わった。
この左近のキャラ変更が効果を発揮するのは実は委員会活動ではなくて二年生の話に戻った時で、同じ学年だと同年齢の為にどうしてもキャラが被るところを、それぞれ別の委員会活動をする事で、そこで新たなキャラを手に入れ、元の学年に戻った時に他の同学年の忍たまとのキャラの差別化が出来るようになった。