「水軍の作法の段」
『忍たま乱太郎』16期第18話
2008年4月23日放送
前回の続き。
偽りの太鼓の合図を習った偽ドクたまは魔界之先生のラッコが貝を石に叩きつける音を水軍の合図と勘違いする。魔界之先生は偽ドクたまがラッコが貝を石に叩きつける音を水軍の合図と勘違いしたらドクタケ忍者の敗北に繋がる事は理解していたと思う。それなのに忍術学園や兵庫水軍に協力したのは、元々中立に近い立場だったからか、それともあまりに酷い偽ドクたまの変装に本物のドクたまが泣いてしまった事に対する八方斎への抗議だったのか。
「気付くのが遅かったようだな。ふぶ鬼……いやさ、風鬼!」。
凄みを聞かせて偽ドクたまの正体を指摘する乱太郎がコナン君みたいだ。
合図の際に叩いた回数で伝言の内容を決めたら回数をちゃんと聞き取れなかった時に混乱が起きる、海に落ちた時に掴んで引っ張り上げる為に髪の毛をたくさん垂らしている、夜回り船の合図、と水軍に関する豆知識が楽しい回。特にボサボサ頭が多いのにちゃんと理由があるのはさすが。又、これら水軍の決まりを「作法」として仙蔵の登場に結び付けたのも上手い。
上陸したドクタケ忍者に乱太郎達が飛爛珠を投げつける。そこには火が点けられていなかったのだが、火薬にかけては忍術学園ナンバー1の仙蔵が火車剣を飛爛珠の火薬部分に全弾命中させると言う離れ業を披露して見事にドクタケ忍者を撃破。
こうして見ると、やはり凄い、立花先輩!
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