翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「六年生の子守唄の段」 忍たま乱太郎』16期第40話

「六年生の子守唄の段」
忍たま乱太郎』16期第40話
2008年5月23日放送

 

アルバイトシリーズの始まり。

 

しんべヱと喜三太と六年生の仙蔵の3人による厳禁シリーズが好評なのを受け、今度はきり丸と六年生の小平太、文次郎、長次の4人によるシリーズが新たに作られる事になった。
小平太、文次郎、長次の3人は夜に自主トレをしているチームで「鍛錬組」と言う別称もある。因みに鍛錬組は六年い組とろ組で構成されているが仙蔵は加わってはいない。なんか分かる感じはする。小平太や文次郎の真夜中なのに騒がしい自主トレに仙蔵が加わるとは思えない。
残る六年は組だが、この自主トレの話の時はまだ留三郎は登場していない。伊作は夜中に薬の調合をしている時があるので自主トレに参加していなかったと思われる。

 

きり丸が子守りのアルバイトを引き受けるのだが乱太郎としんべヱが不在で困る。そこに暇だからと言う事で小平太と文次郎と長次がアルバイトを引き受ける事になり、実は子供好きで面倒見が良いと言う3人の意外な一面が判明する。
小平太と文次郎に子守りが出来るのかと心配するきり丸が可愛い。きり丸の中での小平太と文次郎の評価はどれだけ低かったんだ。(逆に同じ図書委員会として頼りになる場面を見ているからか、どう考えても子供相手に向いていない長次に対するきり丸の信頼が何故か異常に高かった)

 

子守りが上手くいかなくて泣いてしまう長次。この人が泣くのって実はレアだ。

 

きり丸の心配をよそに子供達は3人の子守りに満足。子供って危険な事とか怖い事とかが大好きなのでこの結果は納得。

 

すっかり振り回されて疲れたからか、子供達と一緒に寝てしまうきり丸。色々と辛い過去があって乱太郎達に比べると大人びているきり丸だが、六年生から見るとまだまだ子供と言う普段とは違った見方が出来るのがこのシリーズの面白いところ。
又、小平太や文次郎は委員会での暴君振りが目立っていたが、この話で面倒見の良い頼れる先輩と言う印象が強くなった。
原作の尼子騒兵衛さんが戦国時代を背景としたしっかりとした土台を作り、それをアニメで浦沢義雄さんが色々なパターンの話を作って幅を広げ、それを阪口和久さんが人物の組み合わせからキャラの新たな一面を引き出すと言う感じになっている。

 

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