shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「軽業師になるの段」 『忍たま乱太郎』17期第9話

「軽業師になるの段」

忍たま乱太郎』17期第9話

2009年4月9日放送

 

忍たま』は女装も多いが男装も結構多い。と言うわけで今回は北石照代が軽業師てるとなって登場。
 
北石照代は以前にドクタケ忍者に味方して忍術学園の敵になった事があるのでドライなイメージがあるのだが、実際は意外と生きていくのに不器用なところがある。そもそも忍術学園の教育実習生になった後でドクタケ忍者に味方するようになったのは「良い悪いはともかく、仕事の為には仲間も裏切るのがプロの忍者」と言う考えから行われた。つまり、彼女は単にドライな人物なのではなくてあくまで「忍者」として生きているのだ。今回も軽業師として人気を博しているし親方も良い人だしと仕事の環境としては最高に近いのに「忍者」として生きる事を優先して辞めてしまう。これ以外にも何度か就職するが結局は辞めてしまうのも「忍者」として仕事が出来ないからと言う理由が多い。「忍者」に拘らなければこの人はもう少し楽な人生を歩めた気がする。
 
ところで、彼女の持つ「忍者」のスキルを現在の就職における資格とか学歴に当てはめると、立派なスキルを持ちながらなかなか就職できない彼女の苦悩は現在の女性の就職事情に繋がるものがあると言える。今回の話の「仕事をする為に男装して女である事を隠す」と言うのもそう言う意味合いもあるのかもしれない。
 
今回のきり丸は軽業師がお金儲けができると思ってすぐさま軽業師てるに弟子入りしている。経済や社会の仕組みを理解していそうなきり丸が、他のアニメや漫画に出てくる子供のように凄いと思ったものをすぐに将来の仕事にしてしまおうと言うのは、普段のきり丸と違って実に子供っぽく、こういう一面もあるのかと驚く。