翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「まろは貴族の段」 『忍たま乱太郎』17期第39話

「まろは貴族の段」
忍たま乱太郎』17期第39話
2009年5月21日放送

 

前回は乱太郎と金吾、今回は乱太郎と三治郎と虎若といつもと違った組み合わせ。乱きりしんに拘らない組み合わせが出来るのが『忍たま』の強みの一つ。

 

南野園是式さんはゴミ捨て場で拾った壺を高価な壺だと嘘を吐いて第三協栄丸さんに売りつけてしまう。この人にしては珍しく悪い事をした。結局は貴族である自分が海賊と取り引きするなんてと言うプライドの高さからやめてしまうが。
その壺の中にはたくさんの小銭が入っていた。となれば、南野園是式さんと第三協栄丸さんとで壺の中身を巡る争いが起きるのかと思いきや、第三協栄丸さんはたくさんの小銭で南野園是式さんが落ちぶれ貴族から抜け出す事が出来て良かったと笑顔。この人の器の大きさはさすがだ。
因みに、この後も南野園是式さんは落ちぶれ貴族から抜け出せていない。あの程度の小銭では返しきれないほどの借金があったのか、それとも生活能力の低さが災いしてせっかく手に入れた小銭も大した効果が無かったのか……。

 

南野園是式さんの「位の高い人は良い趣味を持っている」を聞いた第三協栄丸さんは自分の先祖は貴族で自分も貴族らしい振る舞いをすると色々始める。この辺りはギャグと言えばギャグなのだが、後に百姓から天下人になった豊臣秀吉は自分の出自に天皇落胤を加えようとしたし、秀吉だけでなく織田信長徳川家康も位が高くなるにつれてそれに見合った趣味を学んでいる。これはより大きな仕事をする為には上流階級との人間関係も必要だったからであろう。

 

今回は珍しく由良四郎さんの出番が多かった。

 

母ちゃんは派遣忍者の段」に進む。