翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「一年は組の友情の段」 『忍たま乱太郎』24期第2話

「一年は組の友情の段」
忍たま乱太郎』24期第2話
2016年4月5日放送

 

新シリーズ第1話は乱きりしんとその関係者を、第2話は一年は組の皆を紹介すると言う流れ。この初見にも優しい構成が24年間続く秘訣なんだろうな。

 

乱太郎が皆と友情を育もうと決意するが、一年は組のメンバーは誰もが一癖あってつい二の足を踏んでしまうと言うお話。
ギャグ作品は登場人物に何か問題点があった方が話を作れるので『忍たま』の登場人物もどこかに何か問題を抱えている。強いて挙げれば問題点が無いのは乱太郎くらいかな? 問題点が無いおかげて彼はツッコミ役として話を進める位置にいる。

 

オチは一年は組のメンバーが乱きりしんと友情を育む為に一緒に昼寝をする事に。そう言えば乱きりしんはやたらと昼寝をしているイメージがある。原作ではあまり昼寝をしているイメージが無いが、どうしてアニメの乱きりしんはやたらと昼寝をしているのだろうか?
推測だが、アニメでは1話10分と言う短い話なので基本的に「乱きりしんとその話のゲスト」と言う少人数で話が作られている事が多い。そうなると、まず乱きりしんの3人だけがいる状況を作っておいた方が良いとなる。放課後に忍術学園の端っこで乱きりしんが昼寝をしていると言うシチュエーションは「放課後なのでこの後にどのように動かしても良い」で「忍術学園の端っこなら乱きりしんだけでいても不自然ではないし、そこに乱きりしんに用事がある人物だけを近付けても不自然ではない」と話を作るにあたって自由な状況であると考えられる。
因みに今回の話にもあるようにスタッフも乱きりしんに昼寝ばかりさせている自覚があるからか時々違う遊びをさせたりしているが、忍術学園の端っこで乱きりしんだけが遊んでいると言うシチュエーションは意外と難しいのか、なかなかシュールな感じになる事がある。

 

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