翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「責任感が強い…の段」 『忍たま乱太郎』24期第31話

「責任感が強い…の段」
忍たま乱太郎』24期第31話
2016年5月16日放送

 

仕事体験をする事になった三年生。迷子コンビや孫兵でなければ大丈夫だろうと思ったがそうはいかなかった。

 

作兵衛は以前の用具委員会の話でも自分のミスで留三郎に怒られるのではないかと被害妄想を膨らませた事があるので「怒られる事を恐れる」タイプなのかもしれない。
今回の話では「責任感が強い故に完璧を求める」みたいな感じであったが、おそらくそれは「嘘を吐く事でお客さんに怒られたらどうしよう」と考えてしまったのだと思う。店で出したうどんの味が悪くてもそれは作兵衛の責任ではないのだが、作兵衛はその店で働いている以上は自分もその責任は負うので怒られても仕方が無いと考えてしまうのだろう。
又、今回の話ではうどんを食べたら微妙な美味しさだったが店主に怒られるのを恐れて何も言えず、結局はその場から逃げてしまっている。
どうして作兵衛はこんなに怒られるのを恐れているのだろうか? 幼い時に怒られた事で何かトラウマを負ったか、実際に怒られた事が少ないので逆に怒られる事を恐れているのか。「自分は世間慣れしていない」と言っているので後者かもしれない。
でも、仕事でも何でもそうだけど、一人の人間が全てを責任を負って完璧に仕上げるなんて無理があるので、ある程度はいい加減と言うかゆるさを身に付けておかないと身がもたない。今回の話のオチで作兵衛は「おいしいうどん」ではなくて「ちょっとおいしいうどん」と訂正し、それを店主も「イイネ!」と認めてしまう、このくらいのゆるさが仕事には必要なのかもしれない。

 

因みにうどん屋さんの味なのだが、作兵衛って江戸っ子みたいな言葉遣いをしているけれど、ひょっとしたら関東出身なのかな? だとしたら関西のうどんの味が合わなかったのかもしれない。(忍術学園は関西にある設定)

 

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