翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「男子の小物の段」 『忍たま乱太郎』24期第49話

「男子の小物の段」
忍たま乱太郎』24期第49話
2016年6月9日放送

 

そう言えば男子って小物を持たないなぁ。乱太郎達が渡した小物も結局はおもちゃだったわけだし。
女子は小物を持つが男子は小物を持たない。ユキちゃん達は「女子と同じように男子も小物を持っているはず」と言う「女子としての考え」を捨てられなかった。因みに山田先生は「次屋三之助のアルバイトの段」で伝子さん用の小物を買うと「女子は小物を持つ」と言う「女子としての考え」が出来ていた。さすがである。

 

一応は女子と男子だと言うのに夜中に乱太郎達の寝室に入り込む事に抵抗やためらいが無い辺りユキちゃん達は男子と女子の違いについてまだ意識が足りない事が分かる。そして、それがそのまま「男子も女子と同じように小物を持っているはず」と言う意見に出ている。

 

おシゲちゃんとトモミちゃんがしんべヱやきり丸にお願いをしている中、ユキちゃんは乱太郎に命令しているところがユキちゃんと乱太郎らしくて面白い。

 

ユキちゃん達が食べたうどん屋さんは「責任感が強い…の段」で作兵衛がアルバイトをしたうどん屋さん。作兵衛はいまいちと感じた味だがユキちゃん達は絶賛。と言う事は、やはり作兵衛は関東出身だったので関西のうどんの味は合わなかったと言う事なのかな?

 

悪漢を退治した男装くの一達は助けたおばあさんに惚れられてしまう。そう言えば、今回の男装山本シナ先生や以前の回での男装北石照代も女性にキャーキャー言われていたなぁ。
そして逆に女装した忍たまや忍者が男性に惚れられる話は意外と少ない。ギャグとしての伝子さんくらいかな? きり丸は「ものを売る時は女装した方が売り上げが良い」と言っていたので、きり丸が女装した姿は男受けも良かったのだろうが直接描かれたところは記憶に無い。自分は16期以降から見ているので15期以前にはそういう描写もあったのかもしれないが。

 

ちょっと話がズレるが、男装した女性を同じ女性が「カッコイイ」と言うのはアニメでもよくあるし、現実にも宝塚の男役に入れ込む女性とかがTV等でも取り上げられているが、逆に女装した男性を同じ男性が「カワイイ」と言う場合は何と言うかちょっとヤバい感じに描かれる事が多い気がする。現実でも宝塚の男役に入れ込む女性のように女装した男性に入れ込む男性をTV等で取り上げられるのはあまり見た事が無いし、あったとしても性的マイノリティ的なかなり深刻な感じになる事が多い気がする。

 

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