翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「利吉との仕事の段」 『忍たま乱太郎』18期第56話

「利吉との仕事の段」
忍たま乱太郎』18期第56話
2010年6月28日放送

 

「……と言うわけで」。
じゃねーよ! 北石照代の方こそ親にどんな教育されたんだよ!

 

利吉さんと北石先生がコンビを組むのだが、この二人って色々と合わなさそう……。
利吉さんは何だかんだ言って年下やプロ忍者以外の人には甘いところがある。忍たまはともかく小松田さんに対しても年下でプロ忍者ではないと言う事で何かやらかしても大目に見て許す事が多い。ところが北石先生は利吉さんより年上で利吉さんと同じくプロ忍者なので利吉さんも北石先生に対しては遠慮無くズケズケと注意している。
一方の北石先生だが、この人は良くも悪くも他人に対して態度を変えないところがある。乱太郎達に対しても先生と生徒の関係でありながらまるで友達のように接するし、山田先生や土井先生に対しても自分の思った事を素直に言ってしまう。今回の話では利吉さんに付いて仕事をしているので彼の事を忍者の先輩として今回の仕事におけるリーダーとして見なければいけないのだが、北石先生はいつもの知り合いの感覚で仕事に臨んでしまった。
今回は利吉さんと北石先生の二人だけで間に立つ人が誰もいなかったので利吉さんと北石先生の合わない部分がモロにぶつかってしまい、利吉さんは露骨に呆れた態度を見せ、北石先生は怒りを爆発させてしまった。

 

基本的に利吉さんは理論で動く人で北石先生は感情で動く人。なので今回の北石先生は怒りと言う感情の赴くまま理不尽に乱きりしんや山田先生や土井先生に怒りをぶちまけた。こういう怒っている状態の人に何を説明しても無駄。火に油を注ぐだけである。

 

そんな北石先生だったが乱きりしんとくの一3人の手伝いにおけるやりとりを見て、自分の仕事に対する姿勢がどのようなものだったのかを客観的に見る事が出来、ようやく反省する事が出来たのだった。

 

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