shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「気になる奴の段」 『忍たま乱太郎』19期第16話

「気になる奴の段」

忍たま乱太郎』19期第16話

2011年4月26日放送

 

三郎次の事が何故か気になる四郎兵衛のお話。

 

三郎次が乱きりしんにちょっかいを出すのは3人が自分には無い「素直さ」を持っているから。そこを魅力と言いながら、だからこそちょっかいを出したくなると言う三郎次。この事から三郎次のいたずらは彼なりのコミュニケーションである事が分かる。

そんな三郎次の事が気になってつきまとってしまう四郎兵衛。最初は三郎次の事が気になる理由が分かっていなかったようだが話の後半で三郎次には自分には無いものがあり、自分はそこに惹かれているのだと解釈する。

子供の時は好奇心旺盛なので自分には無いものを求めるところがある。三郎次が乱きりしんに、四郎兵衛が三郎次に引き寄せられるのはそこなのだろう。そして三郎次はちょっかいやいたずらが、四郎兵衛は観察する事が彼らなりの接触手段であるのだ。

 

今回の話は色々な意味で三郎次に振り回される人達の話なのだが最後に逆転が起きる。

たとえば四郎兵衛は三郎次の事を気にしなくなり、それが逆に三郎次を不安にさせてしまうのだが、以前に四郎兵衛は三郎次のいたずらを「人間を観察しているから出来る事」と言っていたので、これは四郎兵衛が三郎次の事を観察した結果、無視される事が最も困惑する事だと突き止めたが故の「四郎兵衛による三郎次へのいたずら」と見る事が出来る。

そして最後の乱きりしんが同じ言葉を繰り返して三郎次の質問に答えるのも以前に三郎次が同じ言葉を繰り返して乱きりしんと話をした事への逆襲である。

 

アニオリの三郎次回はぶっ飛んだ展開が多いのだが今回は理屈がしっかりした話になっていた。