shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「趙公明攻略Ⅵ -蟬玉・ストーカー被害-」 『封神演義』第90回

趙公明攻略Ⅵ -蟬玉・ストーカー被害-」

封神演義』第90回

 

2Fの戦いを「美しい戦い」と評する趙公明。殷郊の戦いは「血なまぐさくて華が無い」と言っていたが、二つの戦いにどのような違いがあるのだろうか?

どちらも悲劇的な戦いだったが、大きく違っているのが「善悪がハッキリしている」であろうか。殷郊との戦いはどちらが善でどちらが悪か決められないものであったが、今回は呂岳の行いが悪であると断ずる事が出来た。そう言えば、趙公明は後の太公望との戦いで悪の貴公子ブラック趙公明になっていた。

そう考えると、趙公明が求める戦いとは「因縁のある敵と戦って勝利し、自分の大切な人を助け出す」「善悪がハッキリしている」となる。これは少年誌のバトル漫画の王道なので、趙公明が求める戦いとはあくまで「王道」なのかもしれない。(趙公明攻略シリーズの各階で味方キャラが敵キャラと一人ずつ戦い、最後に主人公がボスと戦うと言う構図も少年漫画の王道)

 

宝貝おたくの太乙真人によって五光石はリミッターを外されて5倍の威力を発揮するようになる。まぁ、さすがにこれからの戦いでは「必ず当たるがそれだけ」と言うのは使い難いだろう。

蟬玉の能力に合わせてリミッターを付けたのは蟬玉の師匠なのかな?

 

この頃の天化はやたらと蟬玉と絡んでいるので気があるのかと思ったがこの後の話ではあまり絡まなくなっている。2Fに上がる途中で「今回は女が戦える相手じゃない」と言っているので女性が戦うのが嫌なのかなと思ったがこの後に登場する竜吉公主に対しては「静かな攻撃さ、勉強になる」と素直に感心している。

おそらく天化は「自分より弱い蟬玉を守ろうとしていた」のだろう。蟬玉が女性でなくても自分より弱いと判断したら天化は同じ言動をしていたと思われる。

天化が自分より弱い人物を守ろうとするのはこの後の天祥の話へと繋がるが、大元の始まりは自分の母が妲己に殺された事だと思う。自分の母や伯母の悲劇を繰り返したくないのだろう。