shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「中BOSS BATTLE① -BLACK-」 『封神演義』第99回

「中BOSS BATTLE① -BLACK-」

封神演義』第99回

 

申公豹と妲己の会話によって1500年前の仙人界(主に金鰲島)の事情が判明する。

宝貝を使って戦う事が目的の趙公明は崑崙と金鰲の間で「試合」が出来ない事を知り、「試合」ではなくて「戦い」を行えるようにと崑崙と金鰲の関係を悪化させる。彼自身はこの騒ぎによって地位を剥奪され表舞台から姿を消す事になるが、その努力は現在において花が開き、遂に崑崙と金鰲の全面戦争が始まる事となった。もっとも、当の趙公明本人は仙界大戦が始まる前に再び表舞台から姿を消してしまうのだが…。

 

申公豹は崑崙と金鰲の冷静状態は妲己の「計画」にも都合が良かったはずと指摘するが、実はこの時点での妲己は女媧とは遭遇しておらず、彼女の「計画」そのものがこの時点では出来ていなかったりする。(妲己が女媧と遭遇するのは約600年前)

 

ただし、この「計画」を「妲己の計画」ではなくて「女媧の計画」と考えれば、申公豹の「崑崙と金鰲が冷戦状態になるのは都合が良い」は的を得た発言となる。申公豹の発言に対して妲己は「いくらわらわでも先の事までは予想できない」と返しているが、これは「わらわ以外の人物なら先の事を予想できる」とも捉える事が出来るので、ここでの二人は女媧の存在を微妙にはぐらかしながら会話を交わしていたと見る事が出来る。

 

ナレーションにも「どこにいるんだよ」とツッコまれているこの場面での申公豹と妲己。バックに木星があるのだが、何をどうやってそこまで行ったのか、そもそも宇宙で活動できるのかと色々ツッコミ所満載。まぁ、仙人は最初の人(宇宙人)の力を濃く発現させた存在らしいので、宇宙人なら宇宙空間でも活動できるのかな?(『スーパーマン』や『ウルトラマン』とかもなのだが、何故か地球人以外の星の人間は宇宙空間が平気なのが多い)

どうして二人はわざわざこんなところで話をしているかとなったら、おそらくそれは会話を女媧に聞かれない為だと考えられる。

 

これは単なる偶然かもしれないが、縛竜索を使った趙公明の攻撃だが、アン・ドゥー・トロワで目くらましを何発か打って、その後で本当の攻撃を仕掛けると言う戦法が金鞭を使った聞仲の攻撃に似ている。