shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「通天教主TWO」 『封神演義』第108回

「通天教主TWO」

封神演義』第108回

 

この回の表紙の妲己がかなり好き。

 

この20年間に通天教主は段々と抜け殻になっていた。金鰲トップのそんな姿を外に見せるわけにはいかないので、十天君は通天教主を守ると言う名目で、実際には通天教主を隔離していた。今まで聞仲を封印していたのは十天君のプライドの問題だと思われたが、ここに来て金鰲の問題を隠蔽する為だったとなった。この時点での王天君の説明は納得のいくものであった。「未来視達のディアレクティーク」での元始天尊の嘘の吐き方の下手さと比べると、さすがに王天君は話を作るのが上手いなと感じる。

 

通天教主がおかしくなったのは聞仲が人間界に降りた20年前からとなっている。

聞仲が仙人になり朱氏の子の教育係になったのは今から300年ほど前。以降、聞仲は殷の太師として生きる為に仙人界での生活を捨てたのだが、その後も張奎や四聖や張桂芳と言った仙道と知り合っていたりと何度か金鰲に帰っていたようだ。

因みに今から20年前に聞仲が金鰲に帰った際に蟬玉と知り合い、彼女をスパイとして雇ったと考えられる。

 

妲己がいなくなった紂王は元の優れた能力を発揮するようになる。

また、この時の紂王は妲己に関する記憶も失っていた。この記憶の操作は通天教主を抜け殻にした能力と関係あるのかな? 単なる誘惑の域を超え、その人の精神そのものを改造していると言うレベルに達しているように思える。

 

ビックリ! 奥さんがいた張奎!!

仙道なので外見と実際の年齢にズレがある可能性があるが、この二人、どういうふうに出会ってどういうふうに付き合う事になったのか物凄く気になる組み合わせとなっている。

個人的に張奎の肩に手を乗せている高蘭英が好きです。

 

この回は聞仲チームが一堂に会すると言う貴重な場面がある。

張奎のノリにちょっとついていけない王魔とか、こういうやりとりをもう少し見たかったなと思う。

 

四不象「で…でも不安っス…。向こうは聞く耳を持たずにボクらを捕えて拷問するかも…。皮をはがれるかもしれないっス~」。

ギャグシーンなんだけど、ひょっとしたらこれが「崑崙が考える金鰲の妖怪仙人達のイメージ」なのかな? もしそうなら、実は後の楊戩の話に繋がるのかもしれない。