shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「死闘三 -普賢真人Ⅱ-」 『封神演義』第137回

「死闘三 -普賢真人Ⅱ-」

封神演義』第137回

 

普賢真人の核融合も聞仲には通じなかった。黒麒麟に守られていたからと後に明らかになる。黒麒麟の外殻は宝貝合金以上らしいが、核融合の直撃を受けても無傷とは恐ろしい。規模の違いはあるだろうが、核融合とは水爆(熱核兵器)の事で『シン・ゴジラ』でゴジラを滅却出来るかもしれないと言われるほどのものである。(実際に水爆でゴジラを倒せるとは思えないが)

 

クレオパトラ楊貴妃も飲んでいたと言う幻のドブログ

ギャグなのでツッコむのも野暮だが、本作の舞台は紀元前1100年くらいで、クレオパトラは紀元前50年くらいの人物で楊貴妃は紀元後750年くらいの人物だったりする。つまり、二人ともまだ生まれていなかったりする…。(本作の場合は「女媧にリセットされた前の歴史にいたクレオパトラ楊貴妃」と言う可能性もあるが)

 

王貴人「ジャンプ史上最凶最悪のヒロインだわさ!!」。

色々な意味で『封神演義』最強の名台詞だと思うw

 

いつも微笑みと余裕を絶やさない普賢真人であるが、聞仲との戦いから今まで見せなかった一面を見せている。

太公望を戦線離脱させて一人で聞仲を迎え撃つ時に膝を抱いて「これでいいんだよね」と自問自答し、実際に聞仲が姿を現した時には心臓の鼓動が激しくなり、「震えたら負けだ…!」と心の中で決意しながら交渉を開始し、自分の攻撃が聞仲に全くダメージを与えられないと知った時には遂に「怖い…!!!」と心の中で叫んで震えている。

ここから見えるのは常に微笑みと余裕を絶やさない超人ではなく「怖い」と言う感情を持つ一人の普通の人間であった。

おそらく普賢真人は喜怒哀楽や恐れと言った感情を持つ一人の普通の人間であったのだろう。しかし、「崑崙十二仙」「師匠」「崑崙の司令官である太公望の親友にして補佐係」と言う立場の為、普賢真人は自身にある感情を心の奥にしまい込み、太公望を始めとする周りの皆が信頼出来るような微笑みと余裕を持った超人を演じていたのだろう。

この後、太公望や他の仲間達も戦場に来るので普賢真人は再び恐怖や不安と言った感情を心の奥底にしまいこんで、表面上は微笑みと余裕を見せるようになり、それを最後に聞仲相手に自爆する時まで続けている。しかし、自爆した後の太公望の心と普賢真人の心が語り合う場面では普賢真人は太公望に背を向けて、いつもの微笑みを見せてはいない…。