shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「死闘五 -黒麒麟-」 『封神演義』第139回

「死闘五 -黒麒麟-」

封神演義』第139回

 

意外とあっさりと自分の半妖態を皆に見せた楊戩。

でも以前のレビューで書いたように楊戩の出自の問題は既に「太公望達がそれを知って、それを受け入れるかどうか」ではなくて「楊戩が自分の出自を皆に明かせるかどうか」になっていたので「楊戩が皆を信じて躊躇い無く正体を明かす」と言うのが大事だったのだろう。(そうは言っても実際にはかなり大きな決意を込めて半妖態になったと思うが)

 

楊戩の半妖態を見て最初に驚いたのは清虚道徳真君。そして次の話で楊戩に太公望と弟子の天化の事を託して頼んだのも清虚道徳真君。一つ二つのやりとりで「十二仙は正体が妖怪だと知っても楊戩を信じた」と言うのを描いている。

 

太公望「気を抜くな楊戩! 相手は聞仲なのだぞ!!?」、

楊戩「ぐぅっ…。 わかってますよ!」。

基本的によい子の楊戩だが、この時は珍しく拗ねていて何だか可愛い。

 

聞仲への総攻撃で広成子は殷郊の番天印を、赤精子は殷洪の陰陽鏡を使った。「もしも二人が崑崙を裏切らず、自分達と一緒に戦えたら…」と言う師匠としての気持ちが垣間見える。

その一方で殷の為に戦う聞仲に対して殷の太子が使っていた宝貝を向けると言うのは中々に残酷だなとも思う。(朱氏の血を受け継ぐ最後の者達が使っていた宝貝を聞仲に向ける形になっている)

 

道行天尊の「万能包丁アタック」。

漫画だとギャグに見えるが、もし実写化したらビジュアル的に一番怖い攻撃になっていただろうなw

 

文殊広法天尊が使う瑠璃瓶には「死ネ」の文字が。やはり言う事が厳しい人なのかもしれない。

 

「落魂鐘ぢゃわ」。

結局、霊宝大法師のキャラってよく分からないまま終わったなぁ…。

語尾に「ぢゃわ」と付けているところを見るに喋り方に特徴があった人物なのかもしれない。

 

それにしても十二仙ともあろう者達が「むやみやたらに攻撃した結果、爆風で相手の様子が分からなくなる」って戦いにおいてかなりのミスを犯しているよな…。

 

普賢真人の核融合や十二仙の総攻撃にも耐えられる黒麒麟。かなりの強さだが最強の霊獣は黒点虎になっている。正直言って、黒麒麟より強いと言うのが想像出来ない。黒麒麟は防御の高さが際立っているので、黒点虎は攻撃力がずば抜けているのだろうか?(妖怪を餌にしているらしいし)

 

聞仲の攻撃で慈航道人と黄竜真人が封神!

連載時に初めてこの話を読んだ時には「え? マジで…!?」と言う言葉しか出てこないくらいに衝撃的だった。まさか十二仙がこうもあっさりと倒されてしまうとは。

 

「余力を残して戦うのは死にゆく者に対して失礼だったな。だが私が本気を出した以上……仙人界は今日滅亡する!!」