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shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも始めました。

「牧野の戦い② -血縁-」 『封神演義』第162回

封神演義(藤崎竜)

「牧野の戦い② -血縁-」

封神演義』第162回

 

救援に来た邑姜の「それでも羌の戦士ですか!!!」と言う言葉に太公望は「何と…わしと血を同じにする者が助けに来おったよ。変にうれしいものよのう」と呟く。

太公望は本心を表に出す事は少ないのだがこの時は心の底から嬉しさがあった模様。60年前に一族を滅ぼされ放浪する身になった呂望。それらの悲しみは既に乗り越えたと思いきや、やはりまだ心の奥に残っていたらしい。

太公望は仙道であるので本来なら人間界の歴史に関わってはいけない。しかし、いくら太公望本人が否定しても羌族の頭領の息子・呂望としては自分達の一族を苦しめた殷への恨みはあると思う。その仙道としては捨てなければいけない羌族としての感情を今回の話で邑姜が太公望の代わりに果たす事となる。

 

妲己の誘惑の術に惑わされた周の兵士に腹を突かれた武王。応急手当をした邑姜は「放っといていい傷ではない」と言う。最終回後の武王はわずか2年で死亡するとの事で、この時の傷が致命傷になったと言う説もある。

ところで「腹に致命傷を負う」で天化を思い出したが、表向きの歴史では武王が紂王を倒したとなっているところが実際は「武王と同じく腹に致命傷を負っていた天化が裏で紂王を倒していた」と言うのは歴史の奇妙な力と言うのを感じる。

 

妲己の誘惑の術にかかってしまった事を後悔する蘇護。もう結構な年齢なのにお父さん自ら槍を持って戦うとは驚き。