翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「くの一の社会活動の段」 『忍たま乱太郎』25期第31話

「くの一の社会活動の段」
忍たま乱太郎』25期第31話
2017年5月22日放送

 

タイトルは「くの一」だけど実際は二年生のお話。でも、最初から最後まで「くの一=女」に振り回される話であった。
冒頭の乱きりしんとのやりとりを見ても分かるように三郎次達は「男」相手には強いのに「女」相手では勝手が違うようだ。

 

くの一の年齢が話に出てくる事は珍しく、『忍たま』に詳しくない人は乱太郎達とくの一は同い年に見えるかもしれないが実際は乱太郎達は10歳でくの一は11歳となっている。つまり、くの一は二年生と同い年なのだが両者が会う話は意外と少なかった。
同い年とは言え、この年齢の頃は男子より女子が強い事が多く、今回の二年生達も全体的にくの一に押され気味であった。なので、くの一と同い年であっても実際は乱太郎達と似たような感じの応対になっていた。
こうして見ると、一つ年上とは言え、「姫」と呼んでくの一達を応対した次屋三之助12歳の恐ろしさが際立つ。乱太郎達があと二年で、三郎次達があと一年で、三之助と同じ応対が出来るようになるとはとても思えない。

 

今回の話だが実は三郎次の位置をきり丸に、四郎兵衛の位置をしんべヱに、左近の位置を乱太郎に、久作の言動をきり丸と乱太郎に振り分ければ乱きりしんでも成り立つ話となっている。
しかし、今の乱きりしんではくの一のイタズラにはもっと警戒するだろうし、竜王丸さんの奥さんの事も知っていて驚く事は無いはず。それがまだあまり外出をしていない二年生だとくの一や竜王丸さんの奥さんのイタズラに引っかかる展開もありとなる。
今の乱きりしんではもう出来なくなった『忍たま』初期のような話を二年生ならばもう一度出来るとして、今後の二年生の可能性を示したと言えるかもしれない。

 

二年生4人の中では三郎次がリーダー格になるようだ。他3人がどちらかと言うと受け身と言うかリアクションタイプなので、自分から他人に絡んでいく三郎次が自然とリーダー格になったのだと思われる。

 

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