shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「強敵! 津軽ジョッカー現る!!」 『南国少年パプワくん』第28話

「強敵! 津軽ジョッカー現る!!」

南国少年パプワくん』第28話

 

サブタイトルに「強敵!」と付けられるだけあって、今回登場した津軽ジョッカーはミヤギとトットリを倒し、シンタローもあと一歩まで追い詰めている。アラシヤマだけは津軽じょんがら狂の舞に倒されなかったが、これはアラシヤマが人語を話せないテヅカくんともコミュニケーションを取れるような人物であったからだろう。

 

津軽じょんがら狂の舞を破られた津軽ジョッカーだったが素顔がコタローに似ている事を利用してシンタローを籠絡する。津軽ジョッカー自らが自分の素顔を武器にしようと考えたのか、それともマジックの指示なのかは分からないが、おそらくまだ年齢一桁の子供が「一緒にお風呂で背中流しっこしよう」と言う言葉が武器になると理解しているのが色々な意味で怖い。

 

これまでもシンタローのブラコン描写はあったが今回の話ではかなりストレートになっている。子供向け番組としてアニメ化されたこの時期によくこういう際どいところに踏み込めたなぁと思う。

 

ミヤギとトットリの目的が秘石を取り戻すよりもガンマ団ナンバーワンであるシンタローを倒すへとシフトしていっているが、シンタローどころかガンマ団の新たな刺客にも敗れ、アラシヤマと違って津軽じょんがら狂の舞を見破る事が出来ない等、実力不足が明らかになってきている。

そこでミヤギとトットリはパプワ島に残ってシンタローを倒す為の修行を始める事を決める。ガンマ団からの指令を忠実に守るならば、卑怯な手を使ってでもシンタローを倒して秘石を奪うべきなのだが、それをしないところにミヤギとトットリの変化が見てとれる。

 

アラシヤマの目的はシンタローを倒す事ではなくて秘石を手に入れる事。しかし、これはガンマ団からの指令を守っているのではなくて、自分が世界を手に入れる為。秘石眼に関する情報をマジックより多く持っているだけでなく、今回の話ではガンマ団でシンタローとトップを争ったと言う実力も存分に発揮してライバルキャラらしい活躍を見せた。この頃になると人間と会うと疲れるようになって森に引きこもるようになってしまっているが、もっと積極的に打って出ていれば本当に状況を変えられたと思う。

 

津軽ジョッカーに惑わされたシンタローを正気にするべく、パプワはマッドジョージ先生の特殊メイクを使ってコタローに変身する。ここでシンタローがパプワがコタローと同じ感じがしたと言った事で、赤の一族の子供であるパプワと青の一族の子供であるコタローが対の関係となり、作品におけるコタローの重要度が一気に増す事となった。

 

「こ…コタロー! おまえのために死ねるんだったら俺は本望だ…。を取ったらホモだ…!」

「まーだ余裕があるナ。トドメささんと」

 

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