shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「最後の番人」 『南国少年パプワくん』第40話

「最後の番人」

南国少年パプワくん』第40話

 

ソネくんに続いて第2の番人であるイリエくんが登場。しかし、タイトルは「最後の番人」。イ、イリエくん…。

ソネくんやイリエくんと言った番人は上半身は人間で下半身は植物や動物となっている。キャラデザとしてはウミギシくんの系譜。ウミギシくんは由緒正しいイカ男とのことだったが、ひょっとしたら彼も番人に選ばれる資格を持っていたのかもしれない。

 

ガンマ団特戦部隊を率いてハーレムが本格登場。ここでハーレムがサービスの双子の兄である事も語られている。

白シンタローに「楽しそうだ」と問われたハーレムは「最愛の弟に会えるからねぇ…」と答える。この言葉の通り、『パプワくん』におけるハーレムの行動はサービスを始めとする兄弟達の事を思ってのものであった。

 

パプワ「今度はどーゆー芸人さんが来たんだ!?」、

シンタロー「悪かった…。今までの刺客のお兄さん達はホントーに色モノで悪かった!」。

この台詞は『パプワくん』ならではだよねw 凄い笑ったw

 

サービスの美的感覚から外された存在イリエくんに対してシンタローは友達アラシヤマを戦わせる。って、炎の使い手を水の使い手と戦わせるのはいくら何でも相性最悪なのでは…? 先のソネくんとの戦いで炎の使い手であるアラシヤマを植物のソネくんと戦わせなかったりとシンタローの作戦には疑問が出てくる。これは今まで指揮を務めた事が無く単独で戦ってきたので味方の特性を見極める事がまだ出来ていないのだと思われる。

 

アラシヤマの力を引き出す為にシンタローは「親友」と言う言葉を使う。試合が終わったらアラシヤマなんてポイする気だったらしいが、アラシヤマのストーカー気質によってその目論見は失敗に終わり、この後ずっとアラシヤマにつきまとわれる事となる。

一方で、秘石眼の秘密を解く鍵を握り密かに世界征服を夢見ていたアラシヤマはここで「努力」と「勝利」を消して「友情」だけを残す事にして、その後もシンタローとの「友情(バーニング・ラブ♡)」を最優先するようになる。あのままアラシヤマが野心を抱いたままだったらいつかシンタローの敵になっていた可能性があったが、二人が「親友」になった事でそれが回避されたと言える。

この後の話だが、アラシヤマはマーカーとの戦いでは捨て身の攻撃をしたり、特戦部隊との戦いでも自爆技を使ったりと、自分の「勝利(生存)」を躊躇無く捨てられるようになってしまうと言う問題が生じるようにもなってしまった。

 

ドラゴンボール』とかを見ると柴田亜美さんのバトルはちょっと分かり難い描写になっている。もうちょっと全体を見せてくれたらどういう技なのか分かりやすくなるのだが、柴田さんは技や戦いよりも人物を描きたいのかなと思うところがある。

 

「おおッ!! 努力と勝利が消えたべ!」

「友情だけが残ったっちゃわいや!!」

「それでええんか!!」