shoryu20の忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』と柴田亜美さんの『南国少年パプワくん』のレビューもあります。

「その男の名は」 『南国少年パプワくん』第41話

「その男の名は」

南国少年パプワくん』第41話

 

最後の番人としてジャンが登場。

ジャンがサービスの秘石眼で死亡した時の年齢のまま再登場したのは赤い秘石による肉体の修復に時間がかかったのと番人であるジャンの肉体は普通の人間と違って年を取らないから。一方でジャンがサービスの秘石眼を連想させる目玉を手にし、死亡した時と同じ服を着ていたのはサービスに25年前の決着を付けさせる為であった。

しかし、サービスが考えついた決着とは「一度自分が殺したジャンの手にかかって今度は自分が死ぬ」であった。ジャンとの戦いの前にサービスは「今の私には守らねばならぬ者がいる」と言い、ジャンとの戦いも遊びとは言え互角であった。しかし、最終的にサービスはジャンに敗北してしまう。ジャンに「身体がなまったか」と言われたが、ミヤギやトットリが言うように眼魔砲を使っていない戦いだったので、おそらくサービスはジャンを本気で倒す事が出来なかったのだろう。敗北した後、サービスは「25年前にえぐりたかったのは眼ではない…。心臓だ」と言い、「すまない、シンタロー」と思いながら止めを刺されようとした。サービスはこの戦いを通じて自分の中でシンタローとジャンのどちらが大事なのかを改めて知ってしまったのだった。(その結果、サービスは第44話で自分はシンタローとジャンのどちらが戻ってくるのを望んでいるのか考えるようになる)

 

サービスの25年間は親友であるジャンを殺した事から始まった。しかし、後に明らかになるように「サービスがジャンを殺したと言う始まり」そのものが偽りであった。つまりサービスは偽りの罪によって25年間に亘って罰を受け続けていたのだ。だからジャンは「サービスの事を恨んでいない」と言い、「サービスを守りたいと言う気持ちは今でも変わらない」と言う前提を述べた上で「25年前に自分を殺したのはサービスではない」と驚愕の事実を語る。後に明かされた真相はサービスを苦しめる事になるのだが一方でサービスを親友殺しと言う偽りの罪から解放する事にもなった。

 

サービスって登場当初はまだ男の人っぽい雰囲気があったけれど、ジャンと再会した辺りから完全に女性の雰囲気になった感じがする。

 

サービスとジャンの戦いが遊びと気付いたのはアラシヤマとコージの二人。(アラシヤマの話を聞くにシンタローも気付いていたかな?) 活躍の場面が無いので強いイメージがあまり無いコージだが今回の描写を見る限りミヤギやトットリより戦いの状況を見定める能力があるようだ。

 

サービス、ジャン、高松の同期メンバーが遂に揃う。サービスとジャンの間にはまだ25年前のしこりがあるのだが、それが無いジャンと高松の会話はかつての友人らしいやりとりになっている。シンタロー達は高松相手に振り回される事が多いのだが、付き合いが古いサービスやジャンはやり返せるのが面白い。

 

25年前にジャンを殺した真犯人は誰か?

この時点だとマジックを想像した人が多いと思う。もしジャンが真犯人はマジックだと言おうとしていたのなら、それを息子の白シンタローが止めたと言う形になる。

後にジャン殺害の真犯人はルーザーである事が判明するが、その場合でも「ジャンが真犯人はルーザーだと言おうとしたら、それを息子のキンタローが止めた」と言う形になっている。この辺りは偶然かもしれないが、なかなか上手く話を作っていると思う。

 

「俺はおまえを守りたかっただけだ! その気持ちは今でも変わらない!!!」